■定点観測 (2006/04/04)
きっと筆者には定点観測癖があるに違いない。世の中、同じ場所を何十年間も撮影し続けている人は結構いるようで、「脈動する超高層都市、激変記録35年―西新宿定点撮影」などは、その最たるものだが、こういう写真集を見ていると、大いに共感を覚えてしまう。そう言えば、とあるブログに、近所の決まった自動販売機を毎日撮影し続けてアップしている、というすさまじいものがあった。さすがにここまで徹底してはいないが、筆者が撮り残した「丸ヶ崎薬師堂」の写真には、ほぼ1週間置きに同じ場所で撮影しており、若干その傾向があったように思う。。。
以前は足繁く通うことができた「丸ヶ崎薬師堂」であるが、今となっては年一回行くのがやっとの状況だ。そんなワケで、桜が満開のこの時期に、去年に引き続いて今年も撮影に訪れた。せっかくなので、昨年訪問時と全く同じアングルで撮影してみる。因みに、昨年訪れた時の記録はこちら。昨年の訪問は2005/04/09であったので、今年は5日ほど早いことになる。しかし、薬師堂の桜は満開を過ぎていた。巷で言われている通り、冬が寒かった割には、今年は桜が咲くのが早い。一方、近くに植わっている椿であるが、まだ蕾のままの状態。定点観測していると、こういった細かい違いがわかって面白い。。。 |
見沼区丸ヶ崎新田薬師堂周辺 畑のど真ん中に椿の木が一本、植わっているのだが、去年は花を付けていたが今年ままだ蕾。年により、微妙に状況が変わるのが面白い。背後に薬師堂とサクラの大木が見える。 |
丸ヶ崎薬師堂と桜の木 満開をちょっと過ぎたくらいの、丸ヶ崎薬師堂の桜。去年よりも5日早い撮影。桜の開花は、今年は例年より早いようだ。 |
薬師堂の前にある「岩槻型青面金剛」 元禄二年の製作とのこと。「剣・人」「合掌」「矢・弓」を持つタイプ。石仏なので、1年間の風化というものは、当然ながらほとんど見受けられない。 |
丸ヶ崎薬師堂と桜の木 せっかくなので、違う角度から撮影した桜の外観を掲載。 |
つくし 地面を良く見ると、花の間に土筆(つくし)が出ている。DC-4800のマクロ撮影機能を使用。 |
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